「食品や日用品を扱う小売業でも、Instagramで多くのファンを集められるのだろうか」
「運用代行に頼り続けるのではなく、いずれは自社で回せるようになりたい」

そんな悩みを持つ小売・食品業界の担当者に向けて、本記事では株式会社OTONAが内製化支援で伴走した生活協同組合コープさっぽろ様のInstagramアカウント「Cho-co-tto(ちょこっと)」の事例を紹介します。

【この記事の要点】

  • 業種:小売・食品(生活協同組合コープさっぽろ様/北海道)
  • 支援内容:Instagram運用の内製化支援(伴走型)
  • 支援のきっかけ:コープさっぽろ様からのお問い合わせ
  • 伴走期間の成果:約5万フォロワーまで成長
  • 現在:コープさっぽろ様が自社で運用し、13.7万フォロワーまで成長中(2026年10月時点)

伴走支援で何を渡し、どのように自社運用へ移行していったのかを、小売・食品業界で再現しやすいポイントとあわせて解説します。

コープさっぽろ様「Cho-co-tto」の事例概要

コープさっぽろ様のInstagramアカウント「Cho-co-tto」(@chocotto__kurashi)のプロフィールと投稿一覧

アカウント:@chocotto__kurashi(ちょこっと 旬レシピ)

「Cho-co-tto」は、コープさっぽろ様が北海道内で毎月発行している広報誌の名前を冠したInstagramアカウントです。すぐに真似できる時短ごはんや、季節に合わせた簡単レシピを中心に発信しています。

企業名 生活協同組合コープさっぽろ様
業種 小売・食品(生活協同組合/北海道)
アカウント Cho-co-tto(@chocotto__kurashi)
発信テーマ 時短ごはん・季節の簡単レシピ・お弁当・おすすめ商品など
OTONAの支援内容 内製化支援(コンセプト設計/クリエイティブイメージ設計/コンテンツ案の方針設計/数値分析)
支援のきっかけ お問い合わせ
成果 伴走支援で約5万フォロワーまで成長。
その後は自社運用で13.7万フォロワー・753投稿(2026年10月時点)

支援のきっかけ|お問い合わせから始まった内製化支援

支援のきっかけは、コープさっぽろ様からいただいたお問い合わせでした。

ご相談の中心にあったのは、「運用を外部に任せきりにするのではなく、社内でInstagramを運用できる力を身につけたい」というご要望です。

コープさっぽろ様には、毎月発行している広報誌「Cho-co-tto」で培ってきたレシピや暮らしの情報という、大きな資産がありました。一方で、紙の広報誌とInstagramでは、読まれ方も届け方も異なります。

そこでOTONAは、投稿を代わりに作る運用代行ではなく、コープさっぽろ様のチームが自ら判断し、作り、改善できる状態をゴールにした内製化支援でご一緒することになりました。

OTONAが伴走した内製化支援の4つの柱

内製化支援では、OTONAがこれまでの運用で蓄積してきたノウハウを、コープさっぽろ様のチームが使える「判断軸」として共有しながら伴走しました。柱となったのは次の4つです。

1. コンセプト設計|「なぜフォローされるのか」を言語化

最初に取り組んだのは、アカウントのコンセプト設計です。

市場や競合アカウントの傾向、コープさっぽろ様ならではの強みを整理し、「このアカウントをフォローする理由は何か」を言葉にしました。

2. クリエイティブイメージ設計|ひと目で伝わる世界観をつくる

次に、投稿のビジュアルの方向性を設計しました。

こちらに関しては色々な企業の参考になると思いますが、こちらの発信したいことではなくユーザーにとってどう見えるかが重要な観点です。

3. コンテンツ案の方針設計|保存したくなる企画の型をつくる

コンセプトとクリエイティブの基準ができたら、日々の投稿ネタを考えるための方針設計をお手伝いしました。

企画の型があることで、毎回ゼロからネタを考える負担が減り、社内チームだけでも継続的に投稿できる仕組みになります。

4. 数値分析|感覚ではなくデータで改善する

内製化で特に重要なのが、数値を見て改善する力です。

保存数・リーチ・プロフィールへのアクセスなどのインサイトを一緒に確認し、「どの投稿がなぜ伸びたのか」「次に何を増やすべきか」を振り返る習慣をつくりました。

【ポイント】
内製化支援で渡したのは、投稿そのものではなく「コンセプト・世界観・企画の型・分析の視点」という判断軸です。この判断軸が社内に根づいたことが、自社運用での成長を支えています。

成果|伴走で約5万フォロワー、自社運用で13.7万フォロワーへ

OTONAの伴走期間中に、アカウントは約5万フォロワーまで成長しました。

その後はコープさっぽろ様が自社で運用を続け、2026年10月時点で13.7万フォロワーのアカウントへと成長しています。全国各地のコープが運営するInstagramの中でも、上位に入るフォロワー規模です。

フェーズ 運用体制 フォロワー数
内製化支援の期間 コープさっぽろ様チーム+OTONAの伴走 約5万人
自社運用へ移行後 コープさっぽろ様チーム 13.7万人(2026年10月時点)

 

小売・食品業界がこの事例から学べる3つのポイント

 外部の力は「自走できる状態」をつくるために使う

運用代行は短期間で立ち上げられる一方、ノウハウが社内に残りにくい面もあります。コープさっぽろ様のように、判断軸を社内に移す内製化支援を選ぶことで、支援終了後も成長を続けるアカウントを育てられます。

内製化の進め方は、インスタ運用の内製化とは?メリット・デメリットと進め方を実例つきで解説やInstagram運用の内製化は難しい?失敗しない「ハーフ内製」とはで詳しく紹介しています。

よくある質問(FAQ)

Q. OTONAはどのような支援をしましたか?

A. 内製化支援として、コンセプト設計・クリエイティブイメージ設計・コンテンツ案の方針設計・数値分析のノウハウを提供し、伴走しました。現在はコープさっぽろ様が自社で運用されています。

Q. 内製化支援と運用代行は何が違いますか?

A. 運用代行は投稿制作や分析を外部が代わりに担う形です。内製化支援は、企業のチームが自ら運用できるように、戦略や判断軸、ノウハウを共有しながら伴走する形です。支援終了後も社内に運用力が残る点が大きな違いです。

Q. 小売・食品業界以外でも内製化支援は受けられますか?

A. はい。OTONAでは住宅、メーカー、観光・宿泊など、さまざまな業種で内製化支援や伴走支援の実績があります。業種ごとの事例は中小企業のインスタ運用成功事例10選でも紹介しています。

まとめ|内製化支援で「自社で伸ばし続けるアカウント」へ

コープさっぽろ様の「Cho-co-tto」は、お問い合わせをきっかけにOTONAの内製化支援でスタートし、伴走期間で約5万フォロワー、自社運用へ移行後は13.7万フォロワーまで成長した事例です。

成功の背景には、コンセプト・クリエイティブ・コンテンツ方針・数値分析という判断軸を社内に根づかせたことがありました。

食品メーカーの事例をさらに知りたい方は、食品メーカーのInstagram成功事例2選もあわせてご覧ください。

株式会社OTONAは、小売・食品業界をはじめとする企業様のInstagram運用を、運用代行から内製化支援まで、目的に合わせてサポートしています。「自社で運用できるようになりたい」「今のアカウントの伸ばし方を整理したい」という段階でも、お気軽にご相談ください。

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著者情報

大平 友明
TOMOAKI OHIRA 大平 友明 代表取締役

株式会社OTONA代表。2016年にFringe81株式会社(現Unipos株式会社)入社後、西日本支社の立ち上げや子会社FringeWestの取締役、代表取締役を歴任。2020年退社後、2021年に株式会社OTONAを創業。旅行Instagramメディア「オトナ旅」を25万フォロワー規模に成長させ、多数の企業や自治体へのSNSマーケティング支援・講演実績を持つ。関与したInstagramアカウントの合計フォロワーは79万人を超える。