「毎日投稿を頑張っているのに、なぜかフォロワーが増えない…」 「Instagram運用、このままで本当に効果が出るのだろうか…」

こんな悩みを抱えていませんか?
実は今、多くの企業が同じような壁にぶつかっています。かつては投稿を続けるだけでフォロワーが増えた時代もありましたが、Instagramを取り巻く環境は大きく変わりました。

しかし、ご安心ください。フォロワーが伸び悩むのには明確な理由があり、その解決策も存在します。
今回は、多くの企業が見落としがちな「Instagram投稿を続けてもフォロワーが増えない3つの理由」と、具体的な改善策を徹底解説します。

 

この記事を読めば、あなたのアカウントが抱える課題が明確になり、明日からの運用が劇的に変わるはずです。
「インサイト分析はしているけど、どの数字を見ればいいのか分からない」

 

これは非常によくあるお悩みです。なんとなく閲覧数や「いいね」の数だけを見て一喜一憂していませんか?
しかし、本当に重要なのはそこではありません。

 

特に運用初期段階で注目すべき指標は、「フォロー率」です。

 

フォロー率は、以下の計算式で算出できます。

 

フォロー率 = フォロワー増加数 ÷ プロフィールへのアクセス数

 

この数値が8%を下回っている場合、プロフィールにアクセスしてくれたユーザーの多くが、フォローせずに離脱してしまっていることを意味します。

 

つまり、投稿自体は魅力的でも、プロフィールに課題がある可能性が高いのです。

 

【改善策】
まずは、プロフィールへのアクセス数とフォロワー増加数を正確に把握し、フォロー率を算出しましょう。

 

8%未満であれば、アカウントの「顔」であるプロフィール文章やハイライトの構成を早急に見直す必要があります。

2. 運用の目的が曖昧になっている

「採用にも繋げたいし、商品の集客もしたい。会社の認知度も上げたい」

 

このように、Instagram運用に多くを期待しすぎて、目的が曖昧になっていませんか?

 

Instagramで情報発信する事業者が爆発的に増えた今、「なんでも屋」的な広報アカウントはユーザーの心に響きません。「このアカウントは、私に何を提供してくれるのか?」が明確でなければ、ユーザーはあっという間に離れていってしまいます。

 

採用が目的なのか、特定の商品やサービスへの集客が目的なのか。まずは最も優先すべき目的を一つに絞りましょう。

 

【改善策】
「誰に、何を伝え、どうなってほしいのか」を改めて定義し、チーム全体で共有しましょう。
目的が明確になるだけで、発信する情報の軸が定まり、コンテンツに一貫性が生まれます。

3. どんな人にフォローしてほしいか決まっていない

「とにかくフォロワーを増やしたい」この考え方は非常に危険です。

 

なぜなら、Instagram運用で最も重要なのは、「ターゲットとなるユーザーにとって役立つ情報を提供し続けること」だからです。

 

「なぜ、弊社のInstagramをフォローしてくれるのか?」

 

この問いに、明確に答えられますか?

 

例えば、あなたが岡山県の不動産、新築販売の情報を発信しているのに、投稿を見てくれるのが岡山県外の人ばかりだとしたら、フォロワーが増えていたとしてもその運用は成功と言えるでしょうか。

 

誰に情報を届けたいのか、つまり「ターゲット」を具体的に設定するだけで、投稿の切り口やデザイン、言葉遣いまで、全てが最適化されていきます。

 

【改善策】
「どんな人に見てほしいか」を具体的に言語化しましょう。
年齢、性別、職業、ライフスタイル、抱えている悩みなど、ペルソナを詳細に設定することで、発信する情報の解像度が格段に上がり、運用効率は飛躍的に向上します。

まとめ|正しい運用で、Instagramを最強の武器に

いかがでしたでしょうか。フォロワーが伸び悩む3つの理由をまとめます。

 

1.見るべき指標(特にフォロー率)を理解していない
2.運用の目的が曖昧になっている
3.ターゲットが明確に定まっていない

 

もし一つでも当てはまるものがあれば、それはアカウントが成長する絶好のチャンスです。

 

今回ご紹介した改善策を参考に、ぜひ明日からの運用を見直してみてください。

 

「自社だけで運用改善するのは難しい…」 「もっと具体的なアドバイスが欲しい」

 

もしそう感じたなら、一度私たちにご相談ください。

 

貴社のアカウントが抱える課題を専門家の視点から分析し、商談獲得に繋がる最短ルートをご提案します。
まずは無料相談から、お気軽にお問い合わせください。

著者情報

大平 友明
TOMOAKI OHIRA 大平 友明 代表取締役

株式会社OTONA代表。2016年にFringe81株式会社(現Unipos株式会社)入社後、西日本支社の立ち上げや子会社FringeWestの取締役、代表取締役を歴任。2020年退社後、2021年に株式会社OTONAを創業。旅行Instagramメディア「オトナ旅」を26万フォロワー規模に成長させ、多数の企業や自治体へのSNSマーケティング支援・講演実績を持つ。関与したInstagramアカウントの合計フォロワーは47万人を超える。