「インスタ運用、何から始めたらいいの?」「効果的な運用方法がわからない…」そんなお悩みを抱えているホテル・旅館の担当者様必見!

Instagramは、視覚的な魅力で潜在顧客に直接アプローチできる強力なマーケティングツールとなっており、集客UPや予約促進に大きく貢献します。

本記事では、ホテル・旅館のためのインスタ運用メリット、成功事例に基づいた具体的な方法、そして運用のポイントまで徹底解説。

さあ、インスタグラムであなたのホテルの魅力を最大限に発信しませんか?

ホテルがインスタ運用をするべき理由

 

顧客はSNSで旅行先を検索!視覚情報が決め手に

現在、多くの旅行者は旅行先の情報をオンラインで調べ、宿泊施設を選定しています。

特にInstagramは、ビジュアルを重視するSNSであり、宿泊先選びの決定要因となる「写真」や「動画」を直接的に訴求できるツールです。

ホテルや旅館において、Instagramは単なる広告媒体としてではなく、ブランディング予約促進の両方を実現できる重要な役割を果たしています。

旅行好きが集まるInstagramでターゲット層に直接訴求!

Instagramは、20代〜40代のユーザーがメインで、旅行に対する関心が高い層にリーチしやすいSNSです。

特に、旅行やレジャーに興味を持つ層は、自ら情報を調べ、インスピレーションを得るためにInstagramを活用しています。この層をターゲットにしたコンテンツを発信することで、顧客との直接的な接点を持ち、予約につなげることが可能です。

OTA手数料はもう不要!自社サイト予約で利益UP

多くのホテルがオンライン旅行代理店(OTA)を活用して集客していますが、OTAを介すると高額な手数料が発生します。

このため、自社予約を増やし、OTA依存を減らすことが、利益を最大化する重要な戦略となります。そこで、Instagramを活用して自社予約サイトへ直接誘導することが必要になってきます。

下記の記事ではOTA手数料を削減し、売上の最大化を図る方法についても解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。
【OTA手数料を削減】ホテルの直接予約を増やし収益を最大化する5つの秘策

インスタ運用でホテルの魅力を最大限に!インスタ運用の4つのメリット

 

写真と動画で魅せる!ホテルの魅力を最大限にアピール

Instagramは、宿泊施設の「ビジュアルコンテンツ」を通じて顧客にアピールできるSNSです。豪華な客室、リゾート地の風景、美味しそうな料理の写真などを投稿することで、ユーザーがそのホテルに宿泊することを強く想起させます。

高品質な写真や動画で、ホテルや旅館の魅力を具体的に伝え、集客効果を最大化できます。

顧客とのコミュニケーションの強化

Instagramは一方的な情報発信ではなく、フォロワーとの双方向コミュニケーションが可能です。

コメント欄での交流やDM(ダイレクトメッセージ)機能を通じて、ホテルと顧客の距離を縮めることができます。

また、ストーリー機能やライブ配信を活用すれば、リアルタイムでのやりとりが可能になり、顧客のエンゲージメントを高めます。

費用対効果抜群!低コストで集客を実現

従来の広告媒体に比べ、Instagramは低コストでのマーケティングが可能です。

写真や動画の投稿、ストーリーの活用など、基本的に無料で行える機能が豊富です。

さらに、有料広告を出稿する場合でも、ターゲット層を絞った精度の高い広告配信が可能で、費用対効果が非常に高いです。

口コミ効果で認知度UP!予約促進の強力な武器に

宿泊客がホテルでの体験を自身のInstagramアカウントでシェアすることで、自然な形でホテルの認知度が広がります。

これをUGC(ユーザー生成コンテンツ)と呼び、信頼性の高い情報として他のユーザーに伝わります。こうした投稿は、広告よりも説得力があり、ホテルへの興味を引き出しやすいです。

 

これだけやればOK!ホテルのインスタ運用方法

 

ターゲット層の明確化

まず、インスタ運用を成功させるためには、ターゲット層の明確化が重要です。宿泊施設によって、ビジネス客、家族連れ、カップル、外国人観光客など、ターゲット層が異なります。それぞれのターゲットに応じたコンテンツを発信することで、適切なユーザーにリーチできます。

ターゲットごとのコンテンツ例:

  • ビジネス客向け:会議室の設備やワーケーションプラン、静かな環境などを強調する投稿。
  • 家族連れ向け:子ども向けのアクティビティや家族で楽しめる施設の紹介。
  • カップル向け:ロマンチックなディナーやプライベート感のあるスイートルームの紹介。

コンテンツの質と定期的な投稿

インスタ運用において、投稿のコンテンツの質投稿頻度は非常に重要です。

高品質な写真や動画を使うことはもちろん、定期的にコンテンツを投稿することで、フォロワーのエンゲージメントを維持します。例えば、週に2〜3回の投稿を目安に、季節ごとのイベントや特別プラン、ホテルの魅力を継続的に発信することが効果的です。

コンテンツのアイデア:

  • 施設紹介:客室、ロビー、レストランなど、施設の魅力を紹介する写真や動画。
  • イベントやプロモーションの告知:期間限定のプランやキャンペーン情報をタイムリーに発信。
  • 周辺観光スポットの紹介:ホテル周辺の観光地やアクティビティ情報をシェア。

ストーリーやリールの活用

Instagramのストーリー機能やリールは、フォロワーとのエンゲージメントを高めるために非常に効果的です。

ストーリーでは、24時間限定で表示されるため、期間限定のオファーやキャンペーンの告知に最適です。リールを活用すれば、短時間でインパクトのある動画コンテンツを提供し、ユーザーの興味を引きつけることができます。

活用ポイント:

  • ストーリーでリアルタイムの情報発信:現在の宿泊状況や特別プランの紹介、ホテル内のイベントなど、リアルタイムで情報を発信。
  • リールで施設ツアー:リールを使ってホテル内のツアーを行い、施設の雰囲気を短時間で伝える。

インフルエンサーとのコラボレーション

インスタ運用において、インフルエンサーとのコラボレーションは非常に効果的です。

旅行系インフルエンサーや地元で影響力のあるインフルエンサーを招待し、宿泊体験をシェアしてもらうことで、ホテルの認知度が一気に広がります。

インフルエンサーが実際に体験したリアルな感想は、フォロワーにとって信頼性が高く、予約の促進につながりやすいです。

コラボレーションのポイント:

  • インフルエンサーの選定:ホテルのターゲット層に合ったインフルエンサーを選ぶことが重要です。
  • 宿泊体験の提供:特別な宿泊プランをインフルエンサーに提供し、その体験をシェアしてもらいます。

 

参考にしたい!ホテルのインスタ運用成功事例4選(フォロワー数UPの秘訣)

カフーリゾート フチャク コンド・ホテル(沖縄)(フォロワー1.6万人)

グラフィカル ユーザー インターフェイス, アプリケーション

自動的に生成された説明

(画像:https://www.instagram.com/kafuu_resort/

カフーリゾートはInstagramを通じて、「全室スイート&オーシャンビュー」という強みを視覚的に伝えるため、高画質できれいな写真を使用されています。また、赤ちゃんや小さな子どもと一緒に家族で旅行を楽しむための様々なサービスやサポートを実施しており、ターゲット層の明確化もしっかりとされています。

ザ・プリンスパークタワー東京(東京)(フォロワー4.6万人)

(画像:https://www.instagram.com/princeparktowertokyo/

ザ・プリンスパークタワー東京は部屋からの景色や、きれいな料理の写真をほぼ毎日投稿(ストーリーを含む)しておりリアルタイムな情報を得ることができて効果的です。

また、宿泊者が投稿した写真や体験談のリポストを積極的に活用されています。宿泊者に「#ホテル名」「#地域名」のハッシュタグを使ってもらい、それを公式アカウントでリポストすることで、宿泊者の生の声を新規顧客に伝えることができるでしょう。

下呂温泉 小川屋(岐阜)(フォロワー1.4万人)

グラフィカル ユーザー インターフェイス

自動的に生成された説明

(画像:https://www.instagram.com/gero.ogawaya/

下呂温泉 小川屋は温泉旅館として自慢のお部屋や、温泉などの館内施設を高画質で投稿するとともに、地元の名産品を使った料理も投稿しており、小川屋ならではの投稿をされています。また、インスタグラム限定のキャンペーンなどを実施することで、フォロワー獲得に繋がっているでしょう。

designer’s villa EDGE (兵庫)(フォロワー6145人)

(画像:https://www.instagram.com/edge_awajishima/

designer’s villa EDGEは大自然の中にぽつんとあるvillaで、施設内外はもちろん、周りの景色やドッグランで遊ぶ犬の写真を投稿内容とされています。写真の乗せ方がとても上手で、全体的におしゃれで上品な投稿になっており、訪れてみたいという気持ちにさせてくれます。

まとめ:インスタグラムでホテルの魅力を発信し、集客UPを実現!

ホテルや旅館がInstagramを効果的に運用することは、現代のマーケティングにおいて非常に重要です。インスタ運用を行うことで、視覚的に魅力的なコンテンツを通じてターゲット層に直接アプローチでき、ブランディングと予約促進を強力にサポートします。

さらに、顧客との双方向のコミュニケーションを図り、口コミ効果やUGC(ユーザー生成コンテンツ)を通じて、自然な形で認知度を広げることができます。

具体的な運用方法としては、ターゲット層の明確化、定期的な高品質コンテンツの発信、インフルエンサーとのコラボレーションなどが効果的です。

また、成功事例を参考にすることで、自社の戦略を見直し、最適なインスタ運用を行うことができるでしょう。

Instagramは、低コストで高い効果を発揮する、ホテル・旅館にとって必須のマーケティングツールです。

今すぐインスタ運用を始め、視覚的な魅力で多くの顧客を惹きつけ、予約数UPを目指しましょう!

さらに、インスタ運用に関する最新情報や効果的な戦略については、弊社のサービスもぜひご活用ください。(OTONA inc (otona-inc.com)

 

著者情報

大平 友明
TOMOAKI OHIRA 大平 友明 代表取締役

株式会社OTONA代表。2016年にFringe81株式会社(現Unipos株式会社)入社後、西日本支社の立ち上げや子会社FringeWestの取締役、代表取締役を歴任。2020年退社後、2021年に株式会社OTONAを創業。旅行Instagramメディア「オトナ旅」を26万フォロワー規模に成長させ、多数の企業や自治体へのSNSマーケティング支援・講演実績を持つ。関与したInstagramアカウントの合計フォロワーは47万人を超える。