「保育士の新卒採用がうまくいかない…」
「求人媒体に出しても応募が来ない」
「SNS採用に興味はあるけど、何から始めればいいかわからない」
このような悩みを抱えている保育園経営者・採用担当者の方は、年々増えています。
実際に、保育士の有効求人倍率は令和8年(2026年)1月時点で全国平均3.88倍に達しており、採用競争は年々激化しています。
そんな中、Z世代の保育士候補が日常的に使うインスタグラムを採用に活用する保育園が増えてきています。
とはいえ、ただアカウントを作って投稿するだけでは成果には繋がりません。重要なのは「設計」です。
私たち株式会社OTONAは、インスタグラムを活用した採用支援で、自社での2ヶ月で52名の面接希望者を獲得・累計6名採用をはじめ、美容室・メーカー・建設業など業種を問わず多くの組織の採用課題を解決してきました。
本記事では、保育士の新卒採用にインスタグラムを活用する具体的な方法から、Z世代採用・SNS採用で成果を出すための運用ポイントまでを徹底解説します。
目次
保育士の新卒採用が難しい理由
保育士不足は構造的な問題
保育士の有効求人倍率は高水準で推移しており、令和8年(2026年)1月時点の全国平均は3.88倍。
これは全職種平均(1.18倍)の約3.3倍に当たります。
少子化による保育需要の変化がある一方で、労働環境の改善が進まず、離職率も高い業界です。
新卒採用においては、保育専門学校・短大・大学の卒業生数自体が少ない上に、複数の保育園・幼稚園・こども園が同一の人材プールを奪い合っている状況です。
求人媒体だけでは限界がある
求人媒体への掲載費は1回あたり数十万〜数百万円以上かかる場合もあり、大手法人の広告に埋もれやすい構造になっています。
また、保育士を目指す学生の多くは求人媒体よりもSNSや学校の紹介経由で就職先を探しており、媒体頼みでは接触できない層が増えています。
Z世代の保育士候補はSNSで就職先を探している

現在の新卒採用のメインターゲットであるZ世代は、企業・施設の情報収集においてインスタグラムを積極的に活用しています。
マーキュリー株式会社が2024年度の新入社員を対象に実施した就職活動に関するアンケート調査では、就職活動中の情報収集に利用したSNSの1位にインスタグラムが選ばれています。
※ 株式会社マーキュリー「就職活動に関するSNS利用状況アンケート結果」
「保育園名+インスタグラム」で検索し、投稿内容から職場の雰囲気や先輩保育士の様子を確認してから応募するのが、今の保育学生にとって当たり前の行動パターンです。
インスタグラムに情報がない保育園は、検討すらされない可能性があります。
保育士採用にインスタグラムが有効な理由
| SNS | 特徴 | 新卒採用への適性 |
| インスタグラム | 画像・動画中心、20〜30代のユーザーが多い | ◎ 新卒採用に最適 |
| X(旧Twitter) | テキスト中心、拡散力が高い | △ 採用情報が流れやすい |
| TikTok | 10〜20代に強い、短尺動画 | 〇 認知拡大には有効だが導線設計が難しい |
| 30〜40代のユーザーが多い | △ 新卒にはリーチしにくい | |
| 求人媒体 | 掲載費が高額、大手に埋もれやすい | △ 単独では限界がある |
保育士の新卒採用においては、ターゲット層との相性・ビジュアル訴求力・運用のしやすさを総合すると、インスタグラムが最も優れた選択肢です。
▶ 関連記事:Instagram採用とは?メリットやよくある失敗を避けるためのポイントを紹介
保育士新卒採用×インスタグラムのメリット・デメリット
メリット3つ

① 採用コストを大幅に削減できる
求人媒体への掲載費や人材紹介手数料と比べると、インスタグラム採用の費用対効果は非常に高いです。
OTONAの自社事例では、面接希望者1人あたりのコストが目標単価の1/3まで削減できました(求人媒体・人材紹介手数料との比較)。
② Z世代のターゲット層に直接リーチできる
総務省「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」によると、インスタグラムの20代利用率は78.8%。
保育専門学校・短大・大学に通う保育士候補が最も集まっているプラットフォームに直接情報を届けられます。
※総務省「令和5年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」
③ 職場の雰囲気をリアルに伝えられ、ミスマッチを防げる
保育の仕事は「やりがいはあるけど大変そう」というイメージを持たれやすい職種です。
インスタグラムで先輩保育士の1日の様子・行事の雰囲気・園内環境を視覚的に伝えることで、就活生が入職後の自分を具体的に描けるようになります。
リアルな情報発信が早期離職の防止にもつながります。
デメリット2つ
① 成果が出るまでに時間がかかる場合がある
インスタグラムは中長期的にブランドを育てるメディアのため、アカウントを開設してすぐに大量の応募が来るわけではありません。ただし、広告を組み合わせることで短期間での認知獲得・応募獲得も実現できます。OTONAの自社事例では、開始2ヶ月で50名以上の面接希望者を獲得しています。
② デザイン・コンテンツのクオリティが求められる
Z世代は日常的に高品質なコンテンツを見慣れています。
「投稿しているだけ」では素通りされてしまうため、見やすく伝わるデザインへのこだわりが必要です。
OTONAでは、テキストではなく「画像」で求職者の目に留まるコンテンツを提供しており、実際にこのアプローチで複数の施設で成果が出ています。

クオリティの担保が難しいと感じる場合は、実績あるプロに依頼するのも有効な選択肢です。
保育士採用インスタグラムアカウントの始め方【4ステップ】

保育士採用にインスタグラムを活用する際、「なんとなく投稿する」だけでは成果には繋がりません。以下の4ステップに沿って、戦略的に進めることが重要です。
ステップ1:採用専用アカウントを作成する
まず大前提として、採用専用のアカウントを必ず別で作成しましょう。園の公式アカウントと採用情報を混在させてしまうと、就活生にとって欲しい情報と関係のない投稿が混ざってしまい、結局何も伝わらなくなります。
アカウント名は「園名+recruit」や「園名+hoikushi」のように、採用専用アカウントだと一目でわかる名前にしましょう。
ステップ2:採用ターゲットを明確にする
「どんな保育士候補に応募してほしいのか」を具体的に定義します。
ターゲットの状況によって、発信すべき情報は大きく異なります。

ターゲットが曖昧なまま発信を始めると、「誰にも刺さらないコンテンツ」になりがちです。
「この人に届けたい」と具体的に顔が浮かぶレベルまで落とし込むことが重要です。
ステップ3:コンテンツを設計する
コンテンツ設計で最も重要なのは、「園が伝えたいこと」ではなく「保育学生が知りたいこと」を起点にすることです。

OTONAが実践する「LP型採用アカウント」では、LP(ランディングページ)の考え方をインスタグラムに持ち込み、12投稿で応募判断に必要な情報をすべて揃える設計にします。
1コンテンツ1情報に絞り、各投稿のサムネイルに見出しを入れることで、タイムパフォーマンス意識の高いZ世代でも「自分が欲しい情報」に瞬時にアクセスできる構造です。

▶ 関連記事:中小企業のSNS採用を成功させる方法|LP型採用SNSアカウントとは
ステップ4:プロフィールと応募導線を整える
どんなに良いコンテンツを作っても、応募への導線がなければ成果にはつながりません。
プロフィール欄には以下を必ず記載しましょう。
- 園の特徴・募集職種を簡潔にまとめた紹介文
- 採用サイト・エントリーフォームへのリンク
- 投稿内のCTA(「詳しくはプロフィールのリンクから」など
プロフィール文が分かりづらいだけで、せっかく投稿を見てくれた保育学生がそのまま離脱してしまうケースは非常に多いです。
「この園に興味を持った人が次に何をすればいいか」が一目でわかる設計にすることが重要です。
一般的な採用インスタ運用では「投稿後にデータを見て改善を繰り返す」ことが推奨されますが、OTONAが設計する「LP型採用アカウント」では、最初の設計段階で応募につながる構造を作り切ることを重視しています。
そのため、更新の手間をかけずに成果を出せるのが大きな特徴です。
▶ 関連記事:地方の中小企業がInstagramを活用して2ヶ月で40エントリーを実現した採用成功事例
保育士採用インスタグラムでよくある失敗パターン4選
「アカウントは作ったのに成果が出ない」という保育園の多くは、以下のいずれかに当てはまっています。
① ターゲットが絞りきれておらずコンテンツがバラバラ
誰に届けたいかが曖昧なまま投稿を続けると、「誰にも刺さらないコンテンツ」になってしまいます。
新卒保育士なのか経験者なのか、どのエリアに住む人なのか、まずターゲットを明確に定義することが先決です。
② 園の強みの伝え方が保育士志望の学生に刺さっていない
発信する情報自体は正しくても、就活生にとって理解しにくい表現では意味がありません。
「アットホームな職場」「子どもたちの笑顔のために」などの抽象的な表現ではなく、「残業月平均○時間」「有給取得率○%」「研修は入職後6ヶ月間毎週あります」といった具体的な数字や事実に変換することが重要です。
③ エントリーまでの導線設計に失敗している
プロフィールにリンクがない、CTAが曖昧、応募ページへのアクセスが複雑…といった導線の不備が、応募機会の損失につながっています。インスタグラムを見た学生が「応募したい」と思った瞬間に、迷わずエントリーできる仕組みを作ることが必須です。
④ プロフィール文章で園の魅力が分からず離脱されている
コンテンツを見る前の段階で、プロフィールの時点で離脱されているケースも少なくありません。
プロフィールはアカウントの「顔」です。簡潔かつ明確に、園の魅力と応募方法を伝えましょう。
OTONAの新卒採用インスタグラム支援の成功事例
OTONAでは、インスタグラムを活用した採用支援で業種・規模を問わず多くの企業の採用課題を解決してきました。
OTONA自社での実績
求人に困っていた弊社自身がインスタグラム採用を実践。認知ゼロの状態からスタートし、2ヶ月で面接希望52件を獲得、累計6名の採用に成功しました(※新卒・中途を含む自社採用実績)。
採用コストは従来の手法と比べて1/3以下に抑えられた点も特筆すべき成果です。
また一度作ったアカウントは資産として残り続けるため、追加採用が必要になった際もすぐに再開できます。
導入企業の主な実績

- 岡山県メーカー(50名規模):3名の中途採用に成功
- 岡山県内美容室:6名の中途採用に成功
- 岡山県建設業・北海道自動車販売・兵庫訪問看護・岡山機械設計など、業種・規模を問わず導入実績多数
OTONAの支援の特徴は、更新は月1回でOKという運用のしやすさと、テキストではなく「画像」で求職者の目に留まるコンテンツ設計にあります。実際に多くの企業様から「思ったより手がかからない」というお声をいただいています。
▶ 関連記事:Instagram採用とは?メリットやよくある失敗を避けるためのポイントを紹介
よくある質問(FAQ)
Q1:新卒採用でインスタグラムを始めるのに費用はどれくらいかかりますか?
自社運用であれば広告費以外の初期費用はほぼかかりません。代行会社に依頼する場合は内容によって異なります。
求人媒体の掲載料や人材紹介手数料と比較すると、費用対効果は非常に高い手法です。
まずはお気軽にご相談ください。
Q2:社内にSNSに詳しい人がいなくても大丈夫ですか?
大丈夫です。OTONAの支援では、企業の魅力や採用条件をヒアリングした上でコンテンツ設計から制作まで一貫してサポートします。更新は月1回でOKの設計なので、担当者の負担も最小限に抑えられます。
Q3:効果が出るまでどれくらいかかりますか?
広告を組み合わせた場合、早ければ2〜3ヶ月で成果が出始めます。OTONAの自社事例では開始2ヶ月で面接希望52件を獲得しています。
Q4:地方の中小企業でも効果がありますか?
むしろ地方の中小企業こそ、インスタグラム採用の効果が出やすいです。求人媒体では大手企業に埋もれてしまいがちですが、インスタグラムはコンテンツの質と共感力で勝負できるため、企業規模に関係なく就活生に直接リーチできます。
Q5:新卒採用と中途採用、どちらにも使えますか?
どちらにも活用できます。ただし、新卒採用と中途採用ではターゲットの情報収集行動や知りたい情報が異なるため、可能であれば採用区分ごとにアカウントを分けて設計することを推奨しています。
Q6:エンタメ系の動画投稿は効果がありますか?
リーチを広げる効果はあります。ただし、広くリーチが取れる反面、採用したいエリアやターゲット層に絞って届けることが難しいという特性があります。OTONAでは広告を活用してターゲットを絞ったアプローチを推奨しています。
まとめ:保育士採用こそインスタグラムで差をつける時代
保育士の新卒採用におけるインスタグラム活用のポイントを改めて整理します。
-
- 採用専用アカウントを必ず作る
- ターゲット(保育学生)を明確にしてコンテンツを設計する
- 園が伝えたいことではなく、保育学生が知りたいことを発信する
- 抽象的な表現ではなく、数字や事実で具体的に伝える
- プロフィールと応募導線をしっかり整える
- 最初の設計で成果につながる構造を作り切る
求人媒体だけに頼った採用活動には限界があります。Z世代の保育士候補が日常的に使うインスタグラムを戦略的に活用することで、採用コストを抑えながら自園にマッチした人材に直接アプローチできる時代になっています。
「何から始めればいいかわからない」「自社でやるリソースがない」という方は、合計フォロワー70万人超の運用実績を持つOTONAにぜひご相談ください。
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