本記事ではインスタ運用を成功させている中小企業の事例を紹介しております。

弊社で支援した企業様の事例についてはかなり参考になる内容です。
特に地方の中小企業にとって、インスタは低コストで幅広いターゲットにリーチできる優れたマーケティングツールですので、ぜひ運用に挑戦してみて下さい。

この記事では、地方の中小企業がインスタを活用して月商400万円を達成した具体的な成功事例と、それを実現するための効果的な運用方法について深掘りしていきます。

 

インスタは、写真や動画を共有するSNSで、日常の瞬間を切り取ってビジュアルコンテンツとして発信できます。
特に20〜40代のユーザー層が中心で、消費者はビジュアル情報から購買意欲を掻き立てられることが多く、企業のマーケティングにおいても強力なツールとなっています。

また、アルゴリズムはエンゲージメント(いいね、コメント、シェア)を重視しており、適切な運用をすることで、より多くのユーザーにアプローチできます。

  1. 低コストで効果的なマーケティング
    インスタは無料でアカウント作成や投稿ができ、広告運用も低コストで始められます。
    特に、ターゲットを絞り込むことができる広告機能は、限られた予算でも効果的です。
    広告無しの投稿でも、魅力的なコンテンツを継続的に提供すれば、広告費なしでフォロワーや顧客を増やせます。
    コストを抑えつつ大きな成果が期待できるのが大きな利点です。
  2. ターゲット層にダイレクトにアプローチできる
    ハッシュタグやロケーションタグを活用することで、地域密着型の中小企業でもターゲット層に直接リーチにすることができます。
    広告を出す際には、年齢や興味に基づいた細かいターゲティングが可能で、無駄なくアプローチできます。
    特定の層に対するピンポイントの戦略が取れるのが強みになっています。
  3. ブランド認知度の向上
    インスタでは、視覚的に統一されたブランドイメージを発信することで、ユーザーの記憶に残りやすくなります。
    投稿をブランドカラーやデザインで統一することにより、消費者は企業のメッセージを受け取りやすくなります。
    ストーリーズやリールを活用すれば、リアルタイムでの情報発信が可能です。
    これにより、ブランド力が強化され、消費者の信頼を高めることができます。

  1. 運用には手間と時間がかかる
    インスタの運用には、定期的な投稿とフォロワーとのコミュニケーションが大切になってきます。
    クオリティーの高い写真や動画を作成し、コメントに丁寧に返信するには時間と労力がかかります。
    特にリソースが限られている中小企業では、運用の負担が大きくなることがあります。
    成功させるには継続的な運用が必要なため、手間を感じやすい点がデメリットです。
  2. 短期的な売上には結びつきにくい
    インスタは即効性のある売上向上を目的とする場合には向いていません。
    フォロワーの数やエンゲージメントが上がるには時間がかかり、短期的な結果を期待しにくいのが現実です。
    ブランド認知度を高めるには長期的な取り組みが必要で、売上に直結する効果を感じるには忍耐が求められます。
    急激な効果を狙う企業には不向きかもしれません。
  3.  視覚的な魅力を持つ商品・サービスが強い
    インスタはビジュアルコンテンツが中心で、写真や動画で魅力を伝える商品が優位に立ちます。
    飲食店やファッション業界のように、視覚的に訴求しやすい業種は効果を上げやすいです。
    一方で、サービス業や製造業のような視覚的なアピールが難しい業種では、工夫が必要です。ビジュアルコンテンツ作成に強みがない企業は、効果が出にくい場合もあります。

 

こちら弊社の支援事例の一部となります。岡山県にあるスマホケース事業を行っている企業「有限会社シーガル」は、インスタを駆使して月商400万円を達成しました。成功に至るまでの過程は以下の通りです。

  1. 戦略的なコンテンツ計画
    商品の美しさやブランドカラーを強調する写真投稿を計画的に行いました。
    新作がでるごとにテーマを設定し、投稿のビジュアルを工夫することでフォロワーの興味を引きました。
  2. フォロワーとの積極的なコミュニケーション
    ストーリーズ機能を活用して、日々の店舗の動きやスタッフの紹介、イベント情報を発信しました。
    また、フォロワーからの質問やコメントに迅速に返信し、親近感を持ってもらうことで顧客との関係を強化しました。
  3. 限定セールの告知と活用
    フォロワー限定の割引やセールをストーリーズで告知し、緊急感を演出する。
    これにより、フォロワーが実際に店舗やオンラインショップで購入する動機付けを行い、売上アップに貢献しました。

このような地道な取り組みによって、月商400万円を達成し、インスタグラムがもたらす大きな効果を実感しました。実際のアカウントはこちらから。

  1. 生活協同組合コープさっぽろ「Cho-co-tto」:すぐに真似できる時短ごはんや季節にあった簡単レシピを共有し、消費者に親しみを与える運用となってます。
  2. 鎌倉シャツ:職人技を活かした製品紹介やスタイリングの投稿を通じて、販促に活用されています。
  3. 岩忠建設「佐賀ライブラリー」:佐賀県民が気になるグルメと家づくりの投稿を織り交ぜることで、メインターゲットである佐賀県民への販促に活用されています。
  4. 平和紙業:美しい紙の活用方法や商品紹介の投稿を行っていて、集客数増加を目的とされているのではないでしょうか。
  5. 伊那食品工業「かんてんぱぱ」:寒天を使ったヘルシーなレシピを紹介しながら、寒天の魅力を伝えることで、集客数を上げて売り上げアップを狙われているようです。
  6. BRICK&SONS:カジュアルでシンプルなデザインで季節ごとの新作を投稿して、販促に活用しています。
  7. JA共済「どやふる / DOYAFUL」:日本全国の「ふるさと自慢」をテーマに、地元の人々がおすすめする食、風景、祭りなどの魅力を写真で紹介しています。
  8. シロク:岡山県倉敷市にあるプロモーション会社。主に岡山県のイベント情報を投稿していて、イベントの集客と案件獲得の強化に活用しています。

  1. ターゲット層を明確にする
    自社の商品やサービスに最も関心がある層を明確にし、そのターゲットに響くコンテンツを作成することが成功のカギです。
  2. ビジュアルを一貫させる
    ブランドのカラーやトーンを統一し、視覚的に魅力を感じさせるコンテンツを投稿することで、フォロワーの記憶に残るブランドイメージを構築できます。
  3. 定期的に投稿する
    一度フォロワーを増やしたら、定期的にコンテンツを更新し続けることが重要です。ストーリーを主に活用してより濃いファンを育成することが重要です。
  4. ハッシュタグとロケーションタグの活用
    適切なハッシュタグやロケーションタグを使うことで、フォロワー以外の人々にもコンテンツを見てもらえる機会が増えます。
  5. インタラクションを大切にする
    コメントへの返信や、ストーリーズでの双方向のコミュニケーションを積極的に行うことで、顧客との絆を深めます。

  1. 明確な目標設定を行う
    インスタ運用を始める前に、まず明確な目標を設定することが重要です。
    たとえば、「ブランド認知度を上げる」「フォロワーを1,000人に増やす」「新商品を周知する」など、具体的かつ測定可能な目標を設定しましょう。
    目標がはっきりしていると、コンテンツの方向性や投稿の頻度、効果測定の基準が明確になり、効率的な運用が可能になります。
  2. ターゲット層を明確にする
    誰に向けて発信するのか、明確なターゲット層を設定することが成功のカギです。
    年齢、性別、地域などのターゲット属性を細かく決め、その層が共感できるコンテンツを作成することが重要です。
    たとえば、地元の若年層をターゲットにする場合、トレンドや地域に根差した情報を盛り込んだ投稿が効果的です。ターゲットを絞ることで、フォロワーとのつながりが強化され、エンゲージメントが向上します。
  3. 一貫性のあるブランドイメージを構築する
    インスタで成功するためには、一貫したビジュアルとメッセージを発信することが重要です。
    ブランドカラーやフォント等を統一し、投稿のトーンやスタイルを揃えることで、ユーザーに強い印象を与えます。
    また、写真や動画のクオリティにもこだわり、プロフェッショナルな見た目を維持しましょう。
    ビジュアルの統一感があると、ブランドの信頼性が高まり、フォロワーに記憶されやすくなります。
  4. 定期的な投稿とエンゲージメントを維持する
    成功するためには、定期的な投稿が欠かせません。
    週に何度投稿するか計画を立て、フォロワーが興味を持つコンテンツを継続的に提供しましょう。
    また、投稿だけでなく、フォロワーとのコミュニケーションも重要です。
    コメントに返信したり、ストーリーズのアンケート機能を使ったりして、双方向のやり取りを増やすことで、フォロワーのエンゲージメントを高められます。
    こうした継続的な取り組みが、フォロワーとの関係を強化し、リピーターを生み出します。
  5. ストーリーズやリールを活用する
    インスタの「ストーリーズ」や「リール」は、フォロワーとリアルタイムでコミュニケーションを取るための強力なツールです。ストーリーズは24時間で消えるため、期間限定の情報やイベントの告知に最適です。
    リールは短い動画を通じてエンタメ性のあるコンテンツを提供でき、フォロワーの関心を引きつけやすいです。
    これらの機能を活用することで、フォロワーとの距離を縮め、インパクトのあるコンテンツを提供することができます。
  6. ハッシュタグやロケーションタグを効果的に使う
    投稿に関連するハッシュタグを使うことで、より多くのユーザーにリーチすることが可能です。
    自社のビジネスに関連するキーワードや、ターゲット層が検索しそうなハッシュタグを調査し、最大30個までのハッシュタグを有効に活用しましょう。
    また、ロケーションタグを使えば、地元の顧客や観光客に対してアプローチがしやすくなります。
    これにより、新しいフォロワーを効果的に増やすことができます。
  7. インサイト分析で効果を測定する
    インスタグラムには、投稿のパフォーマンスを分析できる「インサイト」機能があります。
    この機能を活用して、どの投稿が最も多くのエンゲージメントを得たか、フォロワーの属性はどのようなものかを確認しましょう。
    これにより、効果的なコンテンツ戦略を継続し、改善が必要な部分を見つけ出すことができます。
    データに基づいた運用は、長期的な成功の鍵となります。
  8. 広告の活用でリーチを拡大する
    最後に、インスタ広告を活用することで、さらにリーチを拡大できます。
    広告はターゲット層を詳細に絞り込むことができ、特定の地域や属性にピンポイントでアプローチ可能です。
    また、キャンペーンや新商品の告知にも効果的です。
    少額の予算からでも広告を運用できるため、初めての試みでも安心して導入できます。
    広告を効果的に利用することで、さらに多くのフォロワーを獲得し、売上アップにつなげることができます。

インスタは、中小企業が低コストでブランド認知度を高め、顧客とつながる強力なツールです。
しかし、成功するためには、継続的な運用や戦略的なコンテンツ制作が求められます。
運用代行サービスを利用すれば、プロによるターゲット分析やコンテンツ制作、広告運用が可能になり、時間とリソースを節約できます。
さらに、最新のノウハウを活かした広告運用で、フォロワーの増加や売上アップが期待できます。
弊社でも自社アカウント、顧客アカウント合わせて40万フォロワー以上を集める中で培ってきたノウハウを活かすことで大手から中小企業のインスタ運用を支援出来ています。
中小企業がインスタで成功するための近道は、運用をプロに任せることです。

 

・Instagramに注力しようと思った理由はなんですか?
楽天やAmazonなどECモール内での競合を避けつつ販路を拡大するためです。
現在ECモールには中国資本がかなり進出してきており、特にスマホジャンルは異常な価格競争が起きています。
そこと争わず、ファン化しやすく他社製品がレコメンドされないInstagramは顧客が他社と比較しにくいマーケットになると考え事業として本格的に開始しました。

・数ある代理店の中で弊社を選ばれた理由は?
価格と実績のバランスで選びました。
アカウントの成長を投資と捉えても、都会の大企業ほど潤沢な予算がなかったため低価格の地方の代理店を探していました。
その際、SNSの実績が心もとない、広告代理店の副業のような業者が多かったため、SNS運用の実績に加えて日本酒など地方事業でも実績のあったOTONAさんに依頼することに決めました。
・弊社に依頼した結果どうなりましたか?
スマホケースのEC販売を目的にアカウントの設計から投稿コンテンツの作成までやっていただきました。
結果、フォロワーは今では1.2万人まで増加し、Instagramを絡めたマーケティング施策により自社サイトは年商が5,000万を超える見込みです。
契約終了後に弊社でも運用できる体制を考慮いただいたおかげで、現在でもアカウントは拡大中です。

インスタは、地方の中小企業にとっても大きな可能性を秘めたマーケティングツールです。
成功事例からもわかるように、ターゲットを明確にし、ビジュアルコンテンツに注力し、フォロワーとのコミュニケーションを大切にすることで、大きな成功を得ることが可能です。
インスタを効果的に活用し、貴社のビジネス成長に役立てましょう。
興味がございましたら、ぜひお問い合わせください。

 

著者情報

大平 友明
TOMOAKI OHIRA 大平 友明 代表取締役

株式会社OTONA代表。2016年にFringe81株式会社(現Unipos株式会社)入社後、西日本支社の立ち上げや子会社FringeWestの取締役、代表取締役を歴任。2020年退社後、2021年に株式会社OTONAを創業。旅行Instagramメディア「オトナ旅」を26万フォロワー規模に成長させ、多数の企業や自治体へのSNSマーケティング支援・講演実績を持つ。関与したInstagramアカウントの合計フォロワーは47万人を超える。