本記事は、Instagramを活用した集客支援を行う「株式会社OTONA」が執筆しています。
観光・住宅・自治体など多業種で50万フォロワー超の運用実績があり、自社アカウント「オトナ旅」は26.6万人以上がフォロー
実際に、弊社が支援したホテルではInstagram経由で1ヶ月に400万円の売上を達成しています。
そのノウハウをもとに、宿泊施設がInstagram経由の予約を増やすための運用法を解説します。

「SNSに力を入れているのに成果が見えない…」そんな方へ

「Instagramの運用は頑張っているのに、自社サイトから予約が入らない」
「結局、OTAからの予約ばかりで手数料も負担…」

そんなお悩みを抱えていませんか?

実は、旅行者の75%がInstagramで宿泊先を検索・検討している時代。にもかかわらず、多くの施設ではInstagramから直接自社予約に結びつける仕組みが整っていないのが現状です。

本記事では、ホテル・旅館の広報・マーケティングご担当者様に向けて、Instagramがなぜ今“自社予約を増やすために不可欠なツール”なのか、その理由を5つに絞って解説。

後半では、自社予約の導線を整える具体的なステップや、Instagram集客を自動化する仕組みについてもご紹介します。

第1章|Instagramがホテル集客に強い5つの理由

1. 旅行者の75%がInstagramで宿探しをしている

旅行の計画を立てるとき、Instagramで検索する
そう答えた人は**実に75%**にものぼるという調査結果があります(※自社調べ)。

今やInstagramは、旅先の候補地や宿を見つける“入口”としての役割を果たしています。
実際、「#記念日旅行」「#カップル旅」「#◯◯温泉宿」などのハッシュタグ検索で写真を見ながら、雰囲気で宿を選ぶ人が増えています。

つまり、Instagramで「見つけてもらえる」かどうかが、自社予約獲得の第一関門になっているのです。

<参考データ>

2023年 全世界の69%がSNSで旅行情報を収集している

2024年 日本でも60%以上が旅行の際にSNS情報を重視している

2. 写真・動画で“滞在イメージ”を直感的に伝えられる

宿泊施設が持つ最大の魅力は「体験価値」です。
しかし、文字情報中心のOTAやGoogleの検索結果だけでは、その魅力が伝わりにくいのが現実です。

一方でInstagramなら、「客室の開放感」「夕食の彩り」「湯けむりの中の露天風呂」「スタッフの温かい接客シーン」など、“滞在中の感動”を視覚で伝えることができます。

「この写真の雰囲気、好きかも」——そう感じた時点で、ユーザーの“心の予約”は始まっているのです。

3. ハイライトやリンクで予約動線を作れる

Instagramを「投稿するだけのツール」として使っていませんか?
実は、予約につながる動線設計ができていない施設が非常に多く見られます。

効果的な導線の一例:

・プロフィールに自社サイトへのリンクを明記

・ストーリーズに予約ページリンクを設置(リンクスタンプ)

「アクセス方法」「料金」などはハイライトに整理

こうした導線が整っていれば、「気になったときにすぐ予約できる」状態を作れます。

4. DMやコメントで“今すぐ行きたい人”に接点を持てる

予約はまだだけど、ちょっと聞いてみたい
そんな温度感の高いユーザーがInstagramのDMやコメントからコンタクトしてくるケースは意外と多くあります。

ここで重要なのは、「反応の早さ」「予約につなげるフロー

例えば、「コメント → 自動でDM返信 → 公式予約ページへ誘導」など、問い合わせを逃さず拾い、最短で予約へつなげる導線を整えることが成果を左右します。

5. 投稿だけじゃない。自動化で予約導線が作れる時代に

最近では、Instagramを単なる情報発信の場ではなく、自社予約の導線として活用するツールが登場しています。

⚫︎特定の投稿に「〇〇とコメント」→ 自動でDMが届き、自社予約ページを案内

⚫︎コメントしてきた人をセグメント化してDM配信

こうした機能を活用すれば、広報担当者が全てを手動で管理せずとも、Instagramを“集客装置”として自動運用することも可能になります。

小まとめ

Instagramは「集客のために投稿する場所」ではなく、「予約を生む導線を作る場所」に進化しています。
写真やハッシュタグ、DM機能をうまく組み合わせれば、OTAに依存しすぎない自社集客も十分実現可能です。

鳥居

まずは貴社の戦略&プロジェクトマネジメントについてお聞かせください。最適な改善策をご提示します。

第2章|Instagramは「運用」ではなく「導線設計」がカギ

■ よくある失敗:「フォロワーは増えたのに予約がゼロ」

Instagramのフォロワー数や「いいね!」が増えても、それが直接予約に結びつくとは限りません。
多くの施設では、“映える投稿”を重視しすぎるあまり、予約導線が不十分という課題を抱えています。

×投稿の最後に予約リンクがない

×ハイライトやプロフィールが整理されていない

×DMやコメントの返信が遅れて機会損失している

これでは、せっかくInstagramで興味を持った見込み客も、他のOTAや競合施設に流れてしまいます。

■ 成功する施設の共通点は「導線設計」にあり

成果を出している宿泊施設の多くは、Instagramを情報発信ツールではなく、集客導線ツールとして捉えています。

⚪︎ハイライトで「料金」「空室状況」「アクセス」などを整理

⚪︎コメントやDMにすばやく対応

⚪︎ストーリーズで限定プランやクーポンを案内

⚪︎投稿→自動DM→予約ページという流れを仕組み化

つまり、Instagramは「予約に繋げるための設計」ができて初めて、真価を発揮するのです。

第3章|OTA依存から脱却する3つのステップ

1. 自社サイトとInstagramの導線をチェック

◻︎ Instagramのプロフィール欄に予約ページへのリンクはありますか?

◻︎ ハイライトで宿の魅力やQ&Aを整理できていますか?

◻︎ 投稿ごとに「詳しくはプロフィールリンクへ」などの誘導文を入れていますか?

まずは、ユーザー目線で予約までの流れを確認することが第一歩です。

〈参考データ〉

企業Instagram(インスタグラム)集客攻略!成功事例と初心者向け運用テクニック

2. ハッシュタグと投稿内容の最適化

◻︎ 「#記念日旅行」「#◯◯温泉宿」「#カップル旅」など検索されるキーワードを含めていますか?

◻︎ ターゲットに合わせた利用シーン提案型の投稿になっていますか?

“検索で見つけてもらい→予約意欲を高める”には、ハッシュタグと投稿の工夫が欠かせません。

3. DM施策や自動化ツールの導入

今は、コメントやキーワードをトリガーに自動でDMを送る仕組みも整えられます。
ユーザーが「泊まりたい」と思った瞬間に、「自動でクーポンDM → 自社予約ページに誘導という流れを実現すれば、予約率は大きく変わります。

これが、手間をかけずにInstagramを“予約装置”として使うための近道です。

まとめ|Instagramは予約を生む“営業ツール”にできる

・旅行者の75%がInstagramで宿探しをしている

・しかし、多くの予約はOTAに流れてしまっている

・Instagramを導線設計×自動化で“予約メディア”に変えることができる

Instagramは、ただのSNSではなく、ホテル・旅館の営業ツールになれる時代です。
導線設計を見直し、自社予約比率を高めていくために、今こそアクションを。

\Instagramから自社サイト予約を実現する新しい仕組み/

「Instagramでの反応はあるのに、予約につながらない」
「OTAの手数料が利益を圧迫している」

そんなお悩みを抱えるホテル・旅館の広報・マーケティング担当者様にこそ、
私たちのInstagram予約導線システムを知っていただきたいと考えています。

実際に導入いただいた施設では、

  • Instagram経由で1ヶ月に73件の自社予約を達成
  • OTA手数料(10〜20%)から3.4%まで大幅カット

といった成果が出ています。

OTA頼みだった宿が、自社予約で売上400万円を実現できた理由——
その“仕組み”を、今すぐ資料無料相談でチェックしてみてください。
成果につながるInstagram運用の第一歩は、ここから始まります。

鳥居

まずは貴社の戦略&プロジェクトマネジメントについてお聞かせください。最適な改善策をご提示します。

著者情報

大平 友明
TOMOAKI OHIRA 大平 友明 代表取締役

株式会社OTONA代表。2016年にFringe81株式会社(現Unipos株式会社)入社後、西日本支社の立ち上げや子会社FringeWestの取締役、代表取締役を歴任。2020年退社後、2021年に株式会社OTONAを創業。旅行Instagramメディア「オトナ旅」を26万フォロワー規模に成長させ、多数の企業や自治体へのSNSマーケティング支援・講演実績を持つ。関与したInstagramアカウントの合計フォロワーは47万人を超える。